2017年12月29日

野生動物救護獣医師協会講習会で講演


 12月23日に「平成29年度 野生動物救護獣医師協会講習会」(会場:東京都墨田区)で、『寄生虫のはなし』という題で講演しました。参加者は野生動物救護に関わる獣医師、鳥獣保護員、大学生や専門学校生など約50名で、寄生虫の様々な生態や、寄生虫もまた野生動物であること、野生動物から検出した寄生虫の実例などについてお話しました。 【巖城】

2017年12月27日

韓国 忠北国立大学の大学院生Kangさんが来館


 12月16〜17日と20〜22日に、韓国の忠北国立大学(Chungbuk National University)医学部の大学院生Kang Yeseulさんが、標本閲覧のため4ヵ月振りに来館しました。今回は山口左仲博士コレクションの魚類の吸虫標本のスケッチと撮影を行いました。来日直前まで調査や発表で忙しく飛び回っている中での訪問で、今回も遅くまで熱心に観察に励んでいました。 【巖城】

2017年12月24日

広島大学の新田理人さんが来館

去る12月7日に広島大学大学院の新田理人さんが、単生類(ポリストマ)の標本観察のため来館しました。
 このポリストマについては、当館1階展示室のパネルで解説しています。単生類の仲間は魚類に寄生する種類が大半ですが、この種のようにカエルの膀胱に寄生して陸上進出したものもいます。 【巖城】

2017年12月17日

ミニ解説会「アニサキスについて」を開催しました


 12月16日にミニ解説会「アニサキスについて」を開催しました。私(小川)が,最近話題になっているアニサキスを取り上げ、人への寄生の実態、生活環、魚やイカへの寄生の状態、魚介類の安全な食べ方やお刺身で食べる際の注意点などについて、2階のアニサキスの展示の前でお話ししました。午前、午後とも約17名の方にお集りいただきました。
 次回の解説会は来年1月に予定しております。詳細は当館ウェブサイトでお知らせいたします。【小川】

2017年12月3日

ミニ解説会「アニサキスについて」(12/16)開催のお知らせ


 最近、話題になっているアニサキス問題について、考えてみましょう。安心して魚介類を食べるにはどうすればよいか、館長が研究の現状を含めてお話しします。 【巖城】

日時:12月16日(土)①10:30~ ②13:10~(2回とも同じ内容です)
場所:2階展示室(開始時刻にお集まりください)
予約・参加費:不要
講師:小川和夫 館長

2017年11月23日

ミニ解説会「人間に寄生するサナダムシ3種について」を開催しました


 11月18日に「人間に寄生するサナダムシ3種について」というテーマでミニ解説会を行いました。私(巖城)が,人の寄生虫として古くから知られる3種類の"サナダムシ"(日本海裂頭条虫、有鉤条虫、無鉤条虫)のことを、その歴史も交えながらフリップボードを用いてお話ししました。この日はあいにくの天気ではありましたが、午前は27名、午後には15名の皆様がお集りくださいました。
 今後の解説会の予定は,当館ウェブサイトでお知らせいたします。【巖城】

2017年11月16日

寄生虫学会東日本支部大会で発表しました

11月3日に相模原市で開催された第77回日本寄生虫学会東日本支部大会で,当館の3名がそれぞれ次の演題で口頭発表を行いました。
 
・「ブリハダムシ Benedenia seriolae の宿主 ―
登録標本と新たに採集した標本からの考察」(小川和夫)
・「ヒバカリ Hebius vibakari vibakari(有鱗目,ナミヘビ科)に寄生した線虫 Hexametra
quadricornis について」(巖城 隆)
・「ナメクジ科陸貝に寄生するカンセンチュウ目線虫と、宿主の分類の問題点」(脇 司)

 また,当日は赤痢アメーバ,サルマラリアおよび条虫症について教育講演も行われ,最新の知見を学んで来ました。【巖城】

2017年11月13日

自然教育園 生物相調査


 11月1日~2日に都内,白金の国立科学博物館附属自然教育園で,科博の倉持先生と共同で生物相調査を行いました。魚類やネズミ類はトラップ(わな)を仕掛け,,陸貝類は脇研究員が場所を直接探索して採集しました。採集された動物はすぐに解剖し,寄生虫を検出します。モツゴ(魚類)やドブネズミ(ほ乳類),ヒカリギセル(陸貝類)などから検出された寄生虫について,今後詳しい形態観察や遺伝子解析を実施予定です。生物相調査は来年度まで続きます。【巖城】

2017年11月10日

ミニ解説会「人間に寄生するサナダムシ3種について」(11/18)のお知らせ


 当館展示で注目される全長約8.8メートルの"サナダムシ"ですが,人の寄生虫として古くから知られるサナダムシには主に3種類あります。
 サナダムシにも歴史あり。案外知られていないサナダムシのことをお話しします。【巖城】

日時:11月18日(土)①10:30~ ②13:00~ 各10分程度(2回とも同じ内容です)
場所:1階展示室(開始時刻にお集まりください)
予約不要・参加費無料

2017年11月8日

オホーツクの魚の寄生虫調査を行いました


 10月16日~21日、東京農大オホーツクキャンパスの施設をお借りして、オホーツクの魚の寄生虫調査を行いました。網走や常呂(ところ)の漁協から購入したマフグを30尾調べ、ヘテロボツリウム属単生類、アニサキス、寄生性甲殻類などを採集しましたが、残念ながら目的とする住血吸虫はまったく見つかりませんでした。また挑戦です。ヌマガレイやサケの寄生虫も調べました。18日には「オホーツクの魚の寄生虫は面白いぞ」というタイトルで講義をしました(約70名参加)。海洋水産学科の渡邉先生、松原先生、学生の皆さん、お世話になりました。【小川】

2017年10月26日

ミニ解説会「カタツムリの寄生虫のはなし」を開催しました


 10月21日に「カタツムリの寄生虫のはなし」についてミニ解説会を行いました。台風が近づく悪天候にもかかわらず,午前は18名,午後には8名の方々がお集りくださいました。脇研究員から,新種の寄生虫として最近報告した,カタツムリに寄生する吸虫 ブラキライマ・エゾヘリキス(Brachylaima ezohelicis)を中心に,身近なカタツムリにも寄生虫がいること,その寄生虫がどうやって発育するかなどを,タブレットPCで動画を示しながら説明しました。
 解説会は月1回の実施を予定していますが,今後の予定については当館ウェブサイトでお知らせいたします。【巖城】

2017年10月14日

岐阜の陸貝セミナーと調査

10月6日に岐阜大学で陸貝セミナーをした後、7日~8日にかけて、岐阜県の高科に陸貝調査に行ってきました。岐阜大学の先生方や学生の方々と共同の調査で、シカを終宿主とする槍形吸虫の中間宿主となる陸貝(カタツムリやナメクジの仲間)を見つけることが目的でした。
フィールドでは、落ち葉や朽ち木・石をめくって陸貝を探しました。裏側に、陸貝がよく張り付いています。最終的に100個体を超える陸貝を採集しましたが、ヤマビルも多くて大変でした。【脇】

追記:10月21日(土)にミニ解説会「カタツムリの寄生虫のはなし」を開催します。時間は10:30~と13:00~で、各10分程度を予定しています。

2017年9月27日

ミニ解説会「カタツムリの寄生虫のはなし」のお知らせ

野外の生き物には必ずと言っていいほど寄生虫が付いています。カタツムリも例外ではありません。今回のミニ解説会では、私を含めた研究グループがテーマにしているカタツムリの寄生虫についてお話しします。【脇】

日時:10月21日(土)①10:30~ ②13:00~ 各10分程度(2回とも同じ内容です)
場所:1階展示室(開始時刻にお集まりください)
予約不要・参加費無料

2017年9月14日

特別展示に説明追加,アライグマ回虫標本を新たに展示

 
 9月13日に,特別展示に「広東住血線虫」と「アライグマ回虫」について説明を追加し,各寄生虫の解説パネルや標本にも説明を加えました。展示終了まで残り1ヶ月強ですが,来館されたらこれらの標本を探してみてください。
 それに伴い,アライグマ回虫の標本を新たに展示に加えました。アライグマ回虫は主にアライグマに寄生しますが,ヒトやウサギに病気を起こした例もあり,人獣共通寄生虫症として関心を持っていただければ幸いです。 【巖城】

2017年9月6日

特別展示ミニ解説会を開催しました


 9月2日・3日に特別展示「外来生物とともに侵入した寄生虫」についてのミニ解説会を行い,両日とも15~30人ほどの方々にお聞きいただきました。
 今後もこのような解説会を定期的に実施する予定です。次回の予定は当館ウェブサイトでお知らせいたします。
 なお,特別展示は10月29日(日)まで開催いたします。

特別展示「外来生物とともに侵入した寄生虫」
http://www.kiseichu.org/single-post/2017/06/04/「外来生物とともに侵入した寄生虫」 

【巖城】

2017年8月30日

フグに関するセミナーで講演しました


 8月23日(水)に東京ビッグサイトで開催された第19回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーの食用フグに関するセミナーで、私が「フグ類の寄生虫」について講演し、寄生虫、特にアニサキスの寄生状況や検査法について解説しました。 【小川和夫】

2017年8月25日

神保町ヴンダーカンマーでミニトークを行いました。

8月20日に、神保町ヴンダーカンマーで、寄生虫についてのミニトークを行ってきました。トークは14時、15時と16時の3回行い、毎回10人から15人ほどお集まり頂きました。 山口左仲博士の論文に使った原画の解説に加えて、私の研究テーマ「陸貝の寄生虫」についてもお話ししました。【脇】


2017年8月24日

韓国 忠北国立大学の大学院生Kangさんが来館


 8月9日~13日と17日に、韓国の忠北国立大学(Chungbuk National University)医学部の大学院生Kang Yeseulさんが、研修と標本閲覧のため来館しました。彼女は韓国の魚類の寄生虫について研究しています。
 小川館長から魚類の単生類・二生類の標本作製法や観察について講習を受け、山口左仲博士標本コレクションを遅くまで熱心に観察したり撮影したりしていました。 【巖城】

2017年8月19日

世界蚊の日イベント東京開催「モスキートウィーク 2017 日本の夏。蚊と暮らす夏」(8/30) のお知らせ


 蚊とマラリアに関するイベントをご紹介します。
 特定NPO法人マラリア・ノーモア・ジャパンは、2017年8月20日の世界蚊の日を記念して、「蚊」と日本で最後までマラリアが残った沖縄のマラリア防遏の歴史を考えるトーク&ライブイベントを開催します。

開催日時: 2017年8月30日(水)19時~21時(開場:18:30~)
会場: Nagatacho Grid(東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID B1F)
参加費: 座席指定なし、一人2000円(ワンドリンク付)
内容: 蚊のトーク① 蚊の病気は何か
    落語「蚊相撲」
    蚊のトーク② 沖縄における戦争マラリアとマラリア制圧の歴史 ほか

同時展示: 沖縄のマラリア対策に関する資料

 詳しくは下記のサイトをご覧ください。

世界蚊の日イベント東京開催「モスキートウィーク 2017 日本の夏。蚊と暮らす夏」
http://www.mnmj.asia/report/20000061.html

【巖城】

特別展示ミニ解説会「外来生物とともに侵入した寄生虫」(9/2・3)のお知らせ



 外来生物とともに国内に持ち込まれ、予想もしない病気を引き起こしてるいくつかの寄生虫について、それぞれ展示作製を担当した館長と研究員が掘り下げて紹介します。

1. キツネとエキノコックス(多包条虫)
2. カワヒバリガイとパラブケファロプシス(吸虫)
3. 北米産ヒラメとネオヘテロボツリウム(単生虫)

日時:2017年9月2日(土)・3日(日)
   午前10時30分~  *各回約30分(同一の内容です)
場所:1階展示室 特別展示前
予約・参加費:不要  *開始時刻に特別展示の前にお集まりください。

特別展示「外来生物とともに侵入した寄生虫」
http://www.kiseichu.org/single-post/2017/06/04/「外来生物とともに侵入した寄生虫」

【巖城】

2017年8月18日

滋賀県立大学の浦部美佐子先生が来館されました

 8月13日に、滋賀県立大学の浦部美佐子先生が当館に来館され、亀谷了初代館長が研究したフタゴムシ標本を観察されました。浦部先生には、現在開催中の特別展示「外来生物とともに侵入した寄生虫」のうち、外来二枚貝カワヒバリガイとともに侵入したパラブケファロプシスを監修していただきました。【脇】

2017年8月13日

神保町ヴンダーカンマー・ミニトーク「寄生虫にまつわる話」(8/20)のお知らせ




 神保町ヴンダーカンマーで、当館の脇司(わき・つかさ)研究員が寄生虫についてのミニトークを行います。8月20日の14時、15時、16時に会場内にある当館出展ブース前にお集まりください。無料です。

 詳しくは下記のサイトをご覧ください。

 神保町ヴンダーカンマー
 https://jimbochowunder.tumblr.com/

 【8/20】寄生虫にまつわる話
 https://www.facebook.com/events/1958271454410957/

2017年8月10日

山口左仲博士の論文原図展示を更新



 8月5日に展示を入れ替えた「山口左仲博士が論文に使った原図」では、新たに寄生性甲殻類の原図を公開しました。山口博士は日本産魚類の寄生性甲殻類の分類にも大きな業績を残しています。日本の寄生虫分類学の道を切り開いた左仲の並外れた研究への熱意と、それを支えた腕の良い画工たちの技を感じ取っていただければ幸いです。
 今回の原図には、人の形に似たヒトガタムシ類の一種(Lernanthropus mugilii*)や、魚の眼球に寄生するメダマイカリムシ類の一種(Phrixocephalus cepolae)もあります。メダマイカリムシは1階の標本棚にも展示中なので、是非あわせてご覧ください。
 中央ケースの展示標本は、ブリに寄生するウオジラミ類(カリグスとも呼ばれる)です。養殖のブリなどに大きな被害を与えることで有名です。 【巖城】

*) 展示では「Lernanthropus mugilis」と表記しましたが、これは山口博士の当時の論文記載に合わせたものです。

2017年8月5日

目黒区内の小・中学校の砂場の寄生虫卵調査を実施


 8月4日は、目黒区内の小・中学校の砂場の寄生虫卵調査を実施しました。これは目黒区からの委託事業で、今年度は5校を訪問し、校庭の砂場の砂を採集しました。この後,実験室内で、砂の中から寄生虫卵(主に犬回虫卵・猫回虫卵が対象)を検出する作業を行います。最近は寄生虫卵が見つかることはほとんどありませんが、児童・生徒の衛生確保のため毎年継続されてい
ます。 【巖城】

2017年8月3日

ダニ類学者 高田歩先生が来館



 7月30日にNPO静岡県自然史博物館ネットワークの高田歩先生が,ネズミ類のダニの標本閲覧のため来館しました。
 当館所蔵の大野善右衛門博士の標本コレクションを観察し,ダニ類の標本管理についても色々ご助言をいただきました。 【巖城】

2017年8月2日

第20回野学校で講演


 7月29日に「第20回野学校」(会場:東京都品川区小山)にて講演『寄生虫 -その巧妙な生き残り戦略』を行い,約50名の参加者に,寄生虫の様々な生態、鳥類の寄生虫や、特別展開催中の「外来生物と寄生虫」などについてお話しました。講演後には10件を超える質問もあって、嫌われがちである寄生虫への関心は実は高いことを伺い知ることができました。 【巖城】

2017年7月26日

第3回神保町ヴンダーカンマーが開催




 7月22・23日に『第3回神保町ヴンダーカンマー』にて、目黒寄生虫館の紹介と、山口左仲博士が論文に用いた寄生虫の線画(複製)や、館内で上映している寄生虫動画の展示を行いました。緻密に描かれた線画などについて説明し、来場者には寄生虫や当館について関心を持っていただけたものと思います。
1934年発行の山口博士の論文に使われた原画約100点の図録や,原画について解説した広報誌「はらのむし通信」最新号も展示中です。
 
 展示は引き続き8月20日まで行われるので、ご都合がよろしければ是非ご覧ください。入場は無料です。
 8月19・20日には当館研究員が在廊予定ですが、変更の場合もありますので、このブログでご確認ください。

 『第3回神保町ヴンダーカンマー』については下記リンクをご覧ください。
 https://jimbochowunder.tumblr.com/

 【巖城】

2017年7月24日

広島大学の新田理人さんが来館



 7月20日〜21日に広島大学大学院 博士研究員の新田理人さんが,魚類の寄生虫(単生類・鉤頭虫類)の研究のため来館しました。
 当館所蔵の山口左仲博士標本コレクションや,新田さんが生まれる前に小川館長が琵琶湖の魚類から採集した寄生虫などを観察しながら,館長と熱のこもったディスカッションを行いました。

 魚類寄生虫を精力的に研究されている新田さんのWebサイトはこちらです。
 https://sites.google.com/site/nittalicht/

2017年7月23日

串本のマグロ寄生虫調査

7月14日と15日に、小川館長と脇が、串本でマグロの寄生虫の調査をしてきました。
マグロの寄生虫の生活環を詳細に調べることで、寄生虫の発生をコントロールするなど、防除に応用することが目的です。今後も定期的に調査を続けます。【脇】

2017年7月16日

ダニ学者Mackenzie Kwak博士が来館されました

7月9日にオーストラリアのダニ学者Mackenzie Kwak博士が来館されました。Kwak博士が前回来館された際には、コアラとウォンバットの寄生虫(ダニと条虫)標本をいただきました。


今回は、日本滞在中に採集されたというニホンジカのフタトゲチマダニ標本をいただきました。右のダニは、シカの血で大きく膨らんでコロコロしていてかわいいです。
博士がこのダニを採集した際、手持ちにエタノールがなかったので、焼酎で保存したそうです。 【脇】


2017年7月12日

しものせき水族館「海響館」夏季特別企画展に協力

 下関市立しものせき水族館「海響館」では、7月8日から夏季特別企画展『日本初上陸50周年 はじめてやってきたシーラカンス』が開催されています(10月9日まで)。
 当館は、シーラカンスの寄生虫の標本と、関連画像の提供で協力しています。 【巖城】

海響館
http://www.kaikyokan.com/

"生きた化石"シーラカンスに注目 海響館で特別展
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2017/0708/8p.html

2017年7月9日

第3回神保町ヴンダーカンマーに参加します(7/22~8/20)


イベント『第3回神保町ヴンダーカンマー』で展示を行います。
 今回は、1930~1960年代に精力的に日本の動物の寄生虫を研究した山口左仲博士が論文に用いた寄生虫の線画(複製)を中心に展示します。左仲の図は、分類学的には重要でない部分まで緻密に描き込まれており、寄生虫研究者以外からも注目されています。
 7月22・23日と8月19・20日には、当館研究員が在廊予定です。
 詳しくは下記リンクをご覧ください。 【巖城】

https://jimbochowunder.tumblr.com/page/3

ご挨拶

 このたび、目黒寄生虫館の研究員の日常をご紹介するブログをはじめることにしました。研究員2名と私が交代で担当します。普段、私たちがどんな活動をしているかだけでなく、展示している寄生虫や最近話題になっている寄生虫のことなどもご紹介していきます。気楽に読んでいただけたらと思います。

 2017年7月9日

 館長 小川和夫